息子が読んでる空想科学読本って本がおもしろいです。

よく知っているはずの物語を科学的に考えてみるってコンセプトの本です。

その中の1つ

ピカチュウの10万ボルトをくらってもロケット団は死なないのは何故?ってテーマ

まず人が感電死するのは乾いている場合1500ボルトくらい。
その為アメリカの死刑に用いられる電気椅子は2000ボルトに設定されているそうです。
そこからも人は1500ボルトで死にいたると考えていいとして、ピカチュウの10万ボルトはその67倍になります。
こんな電圧をうけたら確実に死にます。

ただこの問題の前に解決する問題があります。
ピカチュウの電撃はホントに10万ボルトなのか?です。

空気中を電気が飛ぶ放電は1メートルにつき50万ボルトの電圧が必要です。
その為10万ボルトだと20センチしか飛びません。
これではよくて近くにいるサトシくらいにしかダメージを与えられません。

ロケット団とは最低5メートルは離れているので250万ボルトは必要になってきます。
ではピカチュウが10万ボルトではなく250万ボルトの電圧を出せると課程します。

ロケット団が死なない1500万ボルト以下の電圧で攻撃する場合、250万ボルトの電圧を放っても5メートルより遠いとロケット団に電圧は届かないのでダメージを与えつつ殺さない距離なんと

ピカチュウから4m99cm7mm以上5メートル以下という位置にいないといけません。
許される距離なんと3mmです!

生かさぬよう、殺さぬよう放つピカチュウの電撃はまさに職人技。

世界中でポケモンが支持されているのにはピカチュウの、そして日本の職人芸があったって事ですね!


こんな感じでいろんな問題を科学しています。
全国のチビッ子の皆さん!
ぜひ読んで見て下さい!

ちなみにこの問題は3巻にのってます。
他の巻にはモンスターボール問題なんかも科学されてます。

コメント

ねこすけ
2015年7月24日10:45

こんにちは〜。
我が家のお兄ちゃんも、この空想科学読本の熱烈な読者です!
10万ボルトの話も得意そうに披露してくれましたよ〜。
かなり古いアニメの話が多く元ネタ知らないことがほとんどだと思うんだけど、それでも面白いらしいです(^^;;

コルク
2015年7月24日15:59

これだと、サトシがピカチュウを肩に乗せてる状態で電撃を受けても死なない理由に説明がつかないので、
電圧は高いけど大した電流は流れてないという説を信じてます。

そもそも10万Vの電圧でそれなりの電流を放電しているとすると、消費するエネルギーは単純に考えて電圧×電流なのでエネルギー保存則的に考えてピカチュウがとんでもない量のエネルギーを消費してるけど……

とか言えちゃうので、こういう本はあまり好きではないです。
理系大学生の戯言でした。

つばP(つばさパパ)
2015年7月24日21:30

>ねこすけさん

息子が最近読み出して、おもしろいって言うから読んでみました。
確かに子供にはおもしろい本だと思います。
男の子ってアホらしいの好きですからね~。

つばP(つばさパパ)
2015年7月24日21:33

>こるくさん

まあ子供の本なので難かしすぎてもなんなんで。
とにかく本気で考えると矛盾だらけの世界ですからね~。
ポケモンは不思議だらけです。

nophoto
バンギラパパ
2015年7月29日22:24

こんばんは。この本はとてもおもしろいですね。
僕も第1巻を持ってます。
ウルトラセブンがマッハ7で飛ぶとどうなるか、、、帯のイラストがあまりに衝撃的で、思わず噴いてしまいました。

つばP(つばさパパ)
2015年7月29日22:53

>バンギラパパさん

どーでもいい事真面目に考えてるから余計面白いですよね!

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